2月18日付のマスコミ報道によると「首に掛けるだけでウイルスや菌を除菌できる「空間除菌」効果を真似た「ウイルスプロテクター」を使用した人がやけどを負う事故が発生しているとして、消費者庁が18日、直ちに使用を中止することを呼び掛けた。」との発表がありました。
今回問題となった「ウイルスプロテクター」は中国製で、粉末の次亜塩素酸ナトリウムの他、クエン酸、シュウ産、硫酸塩という酸性の強い化学物質を混合しており、人の汗や空気中の湿気のより次亜塩素酸ナトリウム及び酸(pH3以下になっている)が溶けだして人の肌に悪影響を及ぼしたものと考えられます。
茨城県医師協同組合で取扱うエンブロイ株式会社が製造販売している「ブロッカー」(旧名称:ウイルスブロッカー)は二酸化塩素ガスを担体に吸着させたものであり、担体に水分が付着したとしても人の肌に悪影響を及ぼすことはありません。また、危険性のある次亜塩素酸ナトリウムや粉末状の酸等は使用しておらず、今回問題となった「ウイルスプロテクター」とは全く異なる内容成分で作られています。